RC造で壁が取っ払えない難物件。こちらの物件は今回で８部屋目のリノベとなります。
やっていくうちに、落ち着いた感のあるこの間取り。
基本はいつも変わらず、３DK全和室の間取りが２LDK全洋室のお部屋へ。
時には、アジアンラグジュアリーなデザイン。そしてフレンチナチュラルなお部屋へと変貌したお部屋など。
その時の時代のニーズに合わせたデザインリノベーションを手掛けてきました。
今回はと言うと、それ程凝ったデザイン、コンセプトは頭にはなく、リノベーションはこうである。という概念を忠実に再現しました。
投資物件ですので、利益を求めます。大金を掛けたのに、慈善事業ではやった意味がありません。
そうならないように、Room’sではこの辺り、ものすご～く考えてます。
弊社のデザインリノベーションについて少しだけ解説をいたします。
『リノベは足し算』
プラスの要素を増やし、マイナスの要素を減らし、結果大幅にプラスになる。とてもシンプルです。
多少のマイナスは残りますが、そこはプラスの要素の多くが消し去ってくれます。そして、ただ単純に古いものを新しいものに変えるのではなく、そこにデザインをプラスする。同じ費用がかかるのであれば、より高く見えるもの、デザイン性が高いものを選ぶようにします。掛けるところは掛けて、掛けないところはそれなりに仕上げる。予算もこのくらい投資すれば、このくらいの家賃設定が可能になる。だからこの金額を投資でき、この期間で回収できる。その後は全額プラスなどなど…という感じで、Room’sのリノベーションでは、好き勝手やっている訳ではなく、しっかりと投資の側面でプラスになるよう考えております。
今まで弊社がリノベーションをして、家賃UPが出来なかった物件はありません。他社がリノベーションをした物件で、リノベーションをしたのに家賃が据え置きの物件も少なくありません。非常に残念に思います。リノベーションをする前に、物件のエリアから想定される入居者層、仕上がりによってどのような人に入ってもらえるのか、どのような人達が入る物件なのか、明確に考えないでこうやれば入ると思う。のような感覚だけでしているのかなと思ってしまいます。
今回のリノベーションで注目したいのが、『コンクリートエフェクト塗装』そして輸入したシングルレバー混合水栓です。塗装に関しては、TV台裏と、キッチン裏、そして玄関廊下部分を施工しております。単に、モルタルで施工しても良いのですが、少しナチュラル感と言いますか、エフェクト感と言うのか、ボカシた感じが味があるかなと思いました。モルタル施工だと、クロス等はがせばモルタルですからね、この物件。またモルタル施工だと左官屋さんの手配もあるから費用面でもやめました。そんな感じでコンクリートエフェクト塗装は意外にも安価の材料です。ただし、売られているサイトのように簡単に施工は出来ませんでした。こちらは弊社の管理スタッフがまた器用なものだからうまく施工はしてくれましたが、見ていてかなり難しいと感じました。仕上げまで３色使うので、３工程あり、それ自体ちょっと面倒。１色１色完全に乾くまでは施工できない。（そんなの書いてない）あとは仕上げ時にセンスが必要。水性でサラサラですっごい垂れるので…そんな素材でした。次は素直にモルタル施工だなと思ってます。
こちらの珍しいホワイトの混合水栓は、360°回転し、ノズルが伸びてお掃除にも便利です。このデザインは必見かと思います。
高崎のマンションリノベーションの事なら高崎の不動産会社のルームスまでご相談ください♪
所在地：群馬県高崎市飯塚町１０２９－１
物件名：ナイス２１いいづか１０４号室
間取り：２LDK
